9月新設住宅着工戸数は前年比‐44.0%

date:2007年11月06日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

ロイター通信(10月31日)
国土交通省が発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年比44.0%減少の6万3018戸となり、3カ月連続で減少した。季節調整済み年率換算は72万戸だった。ロイターの事前調査では、予測中央値で住宅着工戸数は前年比31.9%減、年率換算戸数88.0万戸程度だった。  同省によると、前年比44.0%減は前月の43.3%減を抜いて過去最大の下落幅だという。また年率換算戸数も前月の72万9000戸を下回って、過去最低の数字となった。こうした大幅下落について同省では、6月20日施行の改正建築基準法で審査期間が長期化していることを理由に挙げている。 
 9月着工の内訳は、持ち家が前年比21.6%減少、貸家が51.3%減少、分譲住宅が55.6%減少、分譲のうちマンション着工戸数は74.8%減少だった。

6/20の改正建築基準法で施主・設計とも金銭的、時間的負担が増大しています。
改正法で建築の質がよくなればよいのですが。。。
なにせ、建築は人の手でつくるもので機械がつくるものではないので人間を管理しない限り偽装は解消できません。
ところが、ちょっとしたビルなんかは竣工までに延べ数千人が関わるのですべての人間を管理することは数学的に不可能です。
仕事は関わる人間の間に性善説が成立しないと難しいですね。
毒を盛らない、という暗黙の前提で外食をするのと同じです。
なぜ偽装が行われるかというと、仕事に関わる誰かが無理をするからでしょう。
だいたい、時間かお金かのどちらかです。
両方しぼれば無理が始まります。
みんなで気をつけたいことです。

巨匠なき時代

date:2007年10月16日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

朝日新聞asahi.com(2007年10月12日)
東京・六本木の国立新美術館など「共生の思想」に基づく作品で国際的にも知られた、建築家で文化功労者の黒川紀章(くろかわ・きしょう)さんが12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。73歳だった。連絡先は東京都港区赤坂1の12の32、アーク森ビル13階。葬儀は親族のみで行う。妻は俳優の若尾文子さん。9日から入院していた。
 晩年は都知事選などの話題でも知られたが、建築家として20代から活躍し、スケールの大きな発想の建築を生み続けた。
 愛知県生まれ。京都大学建築学科を卒業後、東京大学大学院で故・丹下健三氏に学んだ。大学院時代に、時代や用途に応じて建築を増殖させることを唱えた「メタボリズム(新陳代謝)・グループ」を結成した。
 中銀カプセルタワー(東京都中央区)、国立民族学博物館(大阪府吹田市)など作品は数多く、海外でも、オランダのゴッホ美術館新館(98年)、クアラルンプール新国際空港(98年)などを手がけた。カザフスタンや中国で都市計画にも参画した。98年に日本芸術院会員、06年に文化功労者。共生新党党首。

2006年は篠原一男氏、そして今年は黒川紀章氏が亡くなった。
特に篠原先生は大学院時代に特任教授として授業をして頂いたことや作品を見ていただいたことがある。
身体の大きさからは想像できない、とても大きな手をしていて、「この手があの作品を生み出すのか~」と驚いた思い出があります。
黒川先生は選挙やTVなどで一般の方に周知された感がありますが、建築家としての素顔はNHK教育「世界わが心の旅」などを見ていただくとよいと思います。
「時代の潮流をつくる建築家たち」が徐々に減ってきている。

農園付き宅地

date:2007年10月11日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

朝日新聞asahi.com(2007年09月24日)
1000平方メートルの農園付き住宅地が20年タダです――。
「袋田の滝」で有名な茨城県大子町は人口減少に歯止めをかけようと、町外の人たちに遊休町有地を長期無償で貸す制度を作る。同町は住宅建築にも手厚い優遇策を用意し、10年間で5億円弱と見積もる経済効果を狙う。
大子町は福島、栃木両県に接し、人口は約2万2000人とこの20年で約2割減った。
無償で貸す土地は、旧営林署の苗畑跡地を800~1745平方メートルに分割した15区画。募集は10月1日から年末まで。条件は、町内業者を利用して住宅を建て、年間約90日以上滞在すること。少子高齢化対策として世帯主の年齢を「おおむね65歳以下」とする。土地に農園はあるが、農業をするしないは自由だ。

金銭的なメリットで過疎化って解消できるのか、ちょっと興味があるニュース。
15区画くらいなら実験的な意味も含めて世帯主の年齢を「40歳以下」ぐらいに設定するとうまくいくような気が・・。
「65歳以下」という設定がちょっと消極的な感じがしましたが、どんな世代が借りるのか楽しみです。
(20年で2割減は数学的には年1%減だから自然の摂理に近いような気がするのですがどうなんでしょね。)