「清水の舞台」グラリ

date:2011年06月08日 category:Blog, ニュースについて思う事, 建築コラム

世界遺産の清水寺(京都市東山区)で、江戸初期に再建された国宝・本堂の「清水の舞台」を支える柱78本のうち12本にシロアリ被害などが発生していることが7日、わかった。同寺は現在、本堂を含む建造物9棟の「平成の大修復」を行っており、その過程で異変が判明。倒壊の危険はないものの、大地震に備え柱の補強など修復計画の変更も検討している。(2011.6.8 01:30 産経新聞

そもそも、400年ももつ木造建築を建てられる技術に驚愕します。

神様・仏様の上(屋根)に立って仕事をするという宮大工は
独特の世界観・生き方をもっていることを、故西岡常一さんは
本で伝えています。

食事で動物性の脂を摂取すると
施工中に触った白木の柱に、数年後うっすらと手形がでる。
だから野菜中心の食事になるのだ、
というようなことを聞いたことがあります。
ある意味、住職より戒律が厳しそうです。

藤沢市でビックプロジェクト(スマートタウン)

date:2011年05月28日 category:Blog, ニュースについて思う事

パナソニックは26日、太陽光パネルや家庭用蓄電池を大規模に全戸導入するなど環境に配慮した次世代都市「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」の構想を明らかにした。東京ガス、三井不動産などの8社、神奈川県藤沢市と共同でパナソニックの藤沢工場跡地に1,000世帯規模の街区を開発し、2013年の街びらきを目指す。

パナソニックによると、このプロジェクトの総事業費は約600億円。約19ヘクタールの敷地に1,000戸、3,000人が住む住宅や商業施設を建設する。「パナソニックらしい自然の恵みを最大限取り入れた、地産地消型の安心・安全なサスティナブルな街づくり」と、「電力・情報ネットワークが最初から繋がり住民に負荷なく最適制御するスマートな街づくり」を目指し、街全体でのCO2削減70%(1990年比)を実現していくという。 2011.5.16財経新聞

参加企業8社とその役割

アクセンチュア株式会社
-スマートタウンの構想策定、及び、サービスモデルの企画・推進
-世界のトレンドを踏まえたスマートタウンのプラットフォーム構築支援
-各国でのスマートシティ/グリッド支援実績を活かした海外展開・マーケティング支援

オリックス株式会社
-街全体の価値向上及びエコで快適・安全・安心なくらしのために様々なサービスをワンストップで提供するサービス事業の検討
-モビリティシェアリング事業による低炭素な街づくり

株式会社日本設計
-新エネルギー機器等の最適導入計画とその空間デザイン
-スマートタウンにふさわしいランドスケープデザインの提案
-スマートタウンを維持し続けるためのガイドライン等の策定

住友信託銀行株式会社
-スマートタウン評価指標(環境不動産価値)の設計
-藤沢SST専用の環境配慮型住宅ローンの商品企画
-住民のエコで快適なくらしを支えるタウンカード・決済、ポイント管理
-リース・ファイナンススキーム(2次電池等)の提供

東京ガス株式会社
-家庭用燃料電池「エネファーム」の最新機器導入
-エネファームを活用したエコで快適なくらしを提案
-スマートエネルギーネットワークの推進

パナホーム株式会社
-土地区画整理事業等開発に関する基盤整備
-宅地・住宅分譲事業への参画
-街づくりの計画・設計・開発ルール策定
-街の維持管理を目的としたサービス事業のスキームづくり

三井不動産株式会社・三井不動産レジデンシャル株式会社
-土地区画整理事業等開発に関する基盤整備
-宅地・住宅分譲事業への参画
-街づくりの計画・設計・開発ルール策定
-街の維持管理を目的としたサービス事業のスキームづくり

三井物産株式会社
-グローバル展開にも応用可能なインフラ整備及び街区・不動産開発
-海外スマートシティのトレンドなども踏まえたエネルギーマネジメントサービス

住宅エコポイント5か月短縮…申請、想定上回る

date:2011年05月13日 category:Blog, ニュースについて思う事

 国土交通省は13日、省エネ対応型の住宅新築や改築を行った場合に最大32万円分のポイントを付与する「住宅版エコポイント」制度の期限を5か月間短縮すると発表した。
2011年12月末までに始まる工事を対象としていたが、これを7月末までとする。ポイントの申請期限(新築一戸建て住宅は12年6月末)や交換期限(14年3月末)については変更しない。

 想定を上回るペースで申請が行われているため。国交省は、新築、改築でそれぞれ60万戸分を想定していたが、4月末までに新築約30万戸、改築約36万戸に達している。
(2011年5月13日14時08分 読売新聞)

安藤忠雄氏設計の駅トイレ、壁を踏み抜かれる(山梨県JR竜王駅)

date:2011年05月13日 category:Blog, ニュースについて思う事

世界的な建築家、安藤忠雄氏が設計を手がけたJR竜王駅(山梨県甲斐市竜王新町)の南口のトイレの壁が縦約30センチ、横約20センチにわたり壊されていたことが12日、分かった。

男子トイレの出入り口付近で、防犯カメラには4月14日午前0時頃、何者かが斜めになっている壁を駆け上がろうとして踏み抜いた姿が映っていた。

トイレを管理する甲斐市は韮崎署に映像を提出し、被害届を出した。同署は器物損壊事件として調べている。市建設課によると、同日午前11時頃、清掃業者が壁が壊れているのを発見した。市は「私をイジメないでください 甲斐市長」と張り紙をしており、近く約8万円をかけて修復する。

同駅のトイレは2009年にも5回、同様の被害に遭っており、市は10年8月に防犯カメラを設置した。同課の男性職員(28)は「駅は力を入れて整備しておりショックだ」と話している。

(2011年5月13日17時29分 読売新聞)

登りたくなる気持ちを誘発する角度なのでしょう(笑)。
一体何度くらいの傾斜なんでしょうか。

子どもを花粉症にしないための9か条

(20090223 医療介護CBニュースより)
将来、子どもが花粉症で苦しまないようにするためにはどうすればよいか―。理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介した。
2月23日に横浜市の理研横浜研究所で報道関係者を対象に開かれた「製薬協プレスツアー」(主催=日本製薬工業協会)で、谷口センター長は「スギ花粉症ワクチン開発」と題して講演。この中で、

  • 生後早期にBCGを接種させる
  • 幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
  • 小児期にはなるべく抗生物質を使わない
  • 猫、犬を家の中で飼育する
  • 早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
  • 適度に不衛生な環境を維持する
  • 狭い家で、子だくさんの状態で育てる
  • 農家で育てる
  • 手や顔を洗う回数を少なくする

の9か条を紹介した。
谷口センター長は、2003年のアレルギー疾患増加の疫学調査結果などを例に挙げて説明。同調査によると、花粉症を含むアレルギー患者は、20歳代は 80%、40歳代は70%、50歳代は40%、60歳代は30%と、若い世代ほど割合が多い。きょうだいの数とアレルギー疾患発症頻度に関しては、第1子の発症頻度は6.3%だが、第2子は4.9%、第3子は3.1%と、第2子以降は発症頻度が下がる傾向が見られた。
また、生後6か月以内に麻疹、抗酸菌などの感染症にかかると、アトピーになりにくいという。6歳時点でのツベルクリン反応陽性者は喘息の発症頻度が4%、反応陰性者は16.2%だった。
一方、生後3年以内に抗生物質を投与すると、花粉症や喘息の発症率が高くなるという。
谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明した。1987年のある統計によると、栃木県日光市内の交通量の少ない小来川地区と交通量の多い日光スギ並木地区の花粉の一日当たりの平均飛散数はほぼ同じだったが、花粉症の発症頻度は、前者が5%程度だったのに対し、後者は13%だったという。また、96年にドイツで行われた花粉症の皮膚テストによると、旧東独のライプチヒとハレでは陽性率が7.9%だったのに対し、旧西独のミュンヘンでは 21.3%だったという。
谷口センター長は、「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」と指摘。その上で、「国民の約20%がスギ花粉症に罹患し、その経済損失は年間1.2兆円と試算されている。既存の医薬品による対症療法のみでは、増大するアレルギー疾患患者の治癒は困難。根本的な治療を実現するワクチン開発が急務だ」との認識を示した。
【エンドトキシン】
細胞内毒素。細菌の死などによって細胞壁が壊れることで放出される。

見てるだけで痒くなるらしい・・・
「適度に不衛生」だとよいようです。やはり抗菌仕様で育った世代には花粉症が多いですね。
子供の頃にあった「3秒ルール」(落ちた食べ物も3秒以内に拾えばセーフ!という子供の間でのルール)は時代を先取りしてたってことですな。僕は独自に5秒ルールでしたので花粉症ではありません。

中国・北京市で建設中の高層ビル「TVCC」が全焼

date:2009年02月16日 category:Blog, ニュースについて思う事

僕の好きな建築家の一人、レム・コールハース(O.M.A)。

クンストハル 1992年オランダ ロッテルダム

彼の作品が火事にあったとのことで、とても残念。
ジャーナリストの活動を経て建築家となった異色の経歴の持ち主で、
鋭い視点から都市や社会を読み解き建築形態として表現する彼の建築はとてもユニークでワクワクさせる何かを持っています。
日本で見られる建築もいくつかありますが、個人的にはオランダにある作品にとても興味がそそられます。

エデュカトリアム 1997年オランダ ユトレヒト


手前がCCTV、奥に見えるのが火事になったTVCC。
TVCCは2009年開業予定で世界でラグジュアリーホテルを展開する
「マンダリン・オリエンタル」が入る予定だったそうです。

CCTV(中国中央電視台)とTVCC

9月新設住宅着工戸数は前年比‐44.0%

date:2007年11月06日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

ロイター通信(10月31日)
国土交通省が発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年比44.0%減少の6万3018戸となり、3カ月連続で減少した。季節調整済み年率換算は72万戸だった。ロイターの事前調査では、予測中央値で住宅着工戸数は前年比31.9%減、年率換算戸数88.0万戸程度だった。  同省によると、前年比44.0%減は前月の43.3%減を抜いて過去最大の下落幅だという。また年率換算戸数も前月の72万9000戸を下回って、過去最低の数字となった。こうした大幅下落について同省では、6月20日施行の改正建築基準法で審査期間が長期化していることを理由に挙げている。 
 9月着工の内訳は、持ち家が前年比21.6%減少、貸家が51.3%減少、分譲住宅が55.6%減少、分譲のうちマンション着工戸数は74.8%減少だった。

6/20の改正建築基準法で施主・設計とも金銭的、時間的負担が増大しています。
改正法で建築の質がよくなればよいのですが。。。
なにせ、建築は人の手でつくるもので機械がつくるものではないので人間を管理しない限り偽装は解消できません。
ところが、ちょっとしたビルなんかは竣工までに延べ数千人が関わるのですべての人間を管理することは数学的に不可能です。
仕事は関わる人間の間に性善説が成立しないと難しいですね。
毒を盛らない、という暗黙の前提で外食をするのと同じです。
なぜ偽装が行われるかというと、仕事に関わる誰かが無理をするからでしょう。
だいたい、時間かお金かのどちらかです。
両方しぼれば無理が始まります。
みんなで気をつけたいことです。

磁石でカラス撃退

朝日新聞asahi.com(2007年10月25日)
ごみの集積所を荒らすカラスは、どの地域にとっても悩みの種だ。平塚市内の自治会が今春から、ごみを覆うネット(カラスよけネット)に市販の磁石を取り付け、カラスを撃退する実験を始めた。効果が出ていることから、被害の訴えが多い順に取り付け、今では9カ所にまで広がった。自治会では「実験を来年春まで続けて結果をまとめ、全域に広げるかどうか、結論を出したい」と話す。

これは建築にもハタケにも使えそうですね。
ハトの被害も各地であるようですが、試してみる価値がありそうです。

巨匠なき時代

date:2007年10月16日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

朝日新聞asahi.com(2007年10月12日)
東京・六本木の国立新美術館など「共生の思想」に基づく作品で国際的にも知られた、建築家で文化功労者の黒川紀章(くろかわ・きしょう)さんが12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。73歳だった。連絡先は東京都港区赤坂1の12の32、アーク森ビル13階。葬儀は親族のみで行う。妻は俳優の若尾文子さん。9日から入院していた。
 晩年は都知事選などの話題でも知られたが、建築家として20代から活躍し、スケールの大きな発想の建築を生み続けた。
 愛知県生まれ。京都大学建築学科を卒業後、東京大学大学院で故・丹下健三氏に学んだ。大学院時代に、時代や用途に応じて建築を増殖させることを唱えた「メタボリズム(新陳代謝)・グループ」を結成した。
 中銀カプセルタワー(東京都中央区)、国立民族学博物館(大阪府吹田市)など作品は数多く、海外でも、オランダのゴッホ美術館新館(98年)、クアラルンプール新国際空港(98年)などを手がけた。カザフスタンや中国で都市計画にも参画した。98年に日本芸術院会員、06年に文化功労者。共生新党党首。

2006年は篠原一男氏、そして今年は黒川紀章氏が亡くなった。
特に篠原先生は大学院時代に特任教授として授業をして頂いたことや作品を見ていただいたことがある。
身体の大きさからは想像できない、とても大きな手をしていて、「この手があの作品を生み出すのか~」と驚いた思い出があります。
黒川先生は選挙やTVなどで一般の方に周知された感がありますが、建築家としての素顔はNHK教育「世界わが心の旅」などを見ていただくとよいと思います。
「時代の潮流をつくる建築家たち」が徐々に減ってきている。

農園付き宅地

date:2007年10月11日 category:Blog, ニュースについて思う事 Tags:

朝日新聞asahi.com(2007年09月24日)
1000平方メートルの農園付き住宅地が20年タダです――。
「袋田の滝」で有名な茨城県大子町は人口減少に歯止めをかけようと、町外の人たちに遊休町有地を長期無償で貸す制度を作る。同町は住宅建築にも手厚い優遇策を用意し、10年間で5億円弱と見積もる経済効果を狙う。
大子町は福島、栃木両県に接し、人口は約2万2000人とこの20年で約2割減った。
無償で貸す土地は、旧営林署の苗畑跡地を800~1745平方メートルに分割した15区画。募集は10月1日から年末まで。条件は、町内業者を利用して住宅を建て、年間約90日以上滞在すること。少子高齢化対策として世帯主の年齢を「おおむね65歳以下」とする。土地に農園はあるが、農業をするしないは自由だ。

金銭的なメリットで過疎化って解消できるのか、ちょっと興味があるニュース。
15区画くらいなら実験的な意味も含めて世帯主の年齢を「40歳以下」ぐらいに設定するとうまくいくような気が・・。
「65歳以下」という設定がちょっと消極的な感じがしましたが、どんな世代が借りるのか楽しみです。
(20年で2割減は数学的には年1%減だから自然の摂理に近いような気がするのですがどうなんでしょね。)